那珂川大会優勝チームコメント とれいるざんまい 鈴木 博子 さん |
今回のチームメンバーは去年一緒だった杉山さんとレースは初めて組む久保田さん。
前日までの天気予報だと当日は雨。雨の中でのレースを覚悟していたのだが、実際朝会場に着くと太陽の日差しが照りつけるほどの好天気。気温も高く、次第に半そでになる人もでてきた。熱い一日になりそうだった。
暖かい地元の人たちの声援を受けながらスタート。まずはトレッキングで3つのポイントをゲットする。順番はどう回ってもいいということで、天邪鬼のわたしたち、もちろんみんなと反対方向で行くことを決定。しかし、いざスタート!したら、私たちの後に殆どのチームが連なって走ってくるのが見えた。作戦失敗か?私たちが導いた?
体は重い。いつもであるが、最初は少し頑張らなくては体が動かない。ちょっと頑張る。しかし、そこはロード。うむ〜ロードは走れない。。。
ポイントは難なく3つゲット。しかし、CP1をとった後、河原沿を走ってしまい、行き止まりに。道に出るためまず最初の藪漕ぎ。今後何度藪を漕ぐことになるのやも知らず、やってしまったと反省する3人。
カヤックをそれなりにやり過ごし、次はMTB。快調にCP5をGETし、CP6へ。ナビ担当の久保田さんが言う「おかしい。確実に違う方向に向いている。」トレイルは前に向かっているので前進するが方向が違うというのだ。方向といえば、左側にある急斜面の上の尾根。「これを登るぅ〜?そんなこと我部さんがやる〜??」半信半疑ながらそこに向かうしか思えなく、3人はMTBを担ぎながら転がり落ちそうな急斜面を登る。しんどいのではなく、足場が悪すぎて登れない。MTBの重みと急すぎる斜面に体が下がっていく〜。必死な思いで登り、少し平坦になったところで尾根が左に折れているのが見えた。「尾根が左に向かってますよ」と私。「これは違う方向だ。戻るよ」と久保田さん。必死で登った急斜面をまた必死で降りた。
そして尾根を探してトレイルをうろうろしていたところで、数チームが追いつき、すれ違った。CP6を探していることは一目瞭然だが、”ムッフッフ、そっちにはなかったぞ”などと思ったりする(笑)。来た道を戻り、この尾根かな〜??と探り合う私たち。地図上にあるトレイルの入口は見当たらない。見えるのは、またも急斜面を登った上の尾根。確信はもてないがもう登るしかない。「さっきあんなところ登ったんだ、一緒だ。行ってみよう!」またまたMTBを担ぎ、急坂を登る。私たちはこんなところで何をやっているんだ?やっとのことで尾根に上がるころ、雨が・・・激しくなっていった。いやいやこれは雨じゃない!雹だ!!ものすごい勢いになってくる〜私たちのロストを祝ってなのだろうか??この絶妙のタイミングに絶句。。いや騒ぎまくる(笑)。でそのまま打たれて「痛いよぉ〜」と叫びながら前進。あんな雹には、地上でも打たれたことない。すごい大変ではあったが、今話せば笑い話。と雹の洗礼も受けたところでCP6ゲット。今回は難しくなりそうな雲行きだ・・・と3人。
MTBを担ぎ、藪を漕ぎ前進する。MTBの意味は・・・???ほとんど乗れないままCP7GET。「ここからは下りだから乗れるだろう!」甘かった。。。担いで斜面を下る。3人共大声を出し、藪と戦う。藪に勝利しなくては前には進めない。やっとのことで トランジション。何度かロストをしたがトップをキープしているようだった。
なんと地元の方が蕎麦を用意してくれた。すぐ食べられるような冷蕎麦が嬉しい。なんてことしてると次のチームがやってきた。うむ・・・食べるのもそこそこ、トレッキングに出発した。CP9〜CP11。順番は拘らないということで、CP9、CP11、CP10と回る。作戦、地図では久保田ナビが冴え渡り、1度の誤算のみで予定通りGET。しかし、走れない。。。走れるといったら嫌気が差すほど長いロードのみで、やっと山に入ったと喜ぶと、藪藪藪で気持ちよく走れないのだ。「藪さん、ちょっと勘弁してよ」などと呟いたりしてみるが、藪さんなかなかしぶとい。
トランジションに到着、MTBで後は帰るだけ。なんてルンルンになっているのもそこそこ、最後のCP14、トレッキングセクション。「MTBを担いでいってもいいし・・・」と指示書には書かれている。ということはやっとキレイなトレイルがやってくる?などと期待をして山に入る。が・・・数メートル後、その思いも断ち切られる。トレイルなど何処にもない、ない、ない!最後の藪さんとの戦い。最後の戦いは強敵だった、竹薮ときた。久保田隊長を先頭に置き、竹をグサグサと折ってもらう。うぅぅ藪さんほんとに勘弁してよ〜脚も腕も傷だらけだよぉぉ〜とCP14ゲット。
後は本当に帰るのみ。MTBが苦手な私は最後の長い登坂で2人に押し助けてもらい、いつもよりも早いペースで登り切る。そして楽しく楽しくゴールテープを1番できったのだった。
楽しかった。ワイワイ騒ぎながら藪と戦い、ウキウキ3人でレースを進められた。が・・・山を走れなかったという印象が残る。走ったといえば全てロード。ロードはきつかった。いつもより長かったよ。ロードは苦手なんだよ、もうちょっと山を走らせてほしかった・・・などと思ったりするが、これは贅沢な意見なのかもしれない。メンバーと共に楽しくレースができ、トップでゴールできたことだけで喜ぶべきことなのだ。
この那珂川大会は地元の方と密着したレースなのが嬉しかった。スタートで太鼓、途中で蕎麦、ゴールですいとん、商品で地元の名産物。そしてスタッフとしてボランティアにも大勢の方が参加して下さっていて、セクション毎の応援が嬉しかった。暖かい人々のぬくもりを感じながらレースをすることができた。本当に楽しい時間をありがとうございました。
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那珂川大会参加チームコメント チーム季楽会 下出 隆一 さん |
大会スタッフの皆さん、そして那須烏山市のスタッフの皆さん。本当にお疲れ様でした。
我がチーム季楽会は、昨年の奥大井で初めて参加させて頂きましたが、無念のリタイア、そして、冬大会では2回連続完走で最終戦ではまさかの5位入賞を果たしましたが、何と言っても合計年齢138歳という高齢チーム。今年の夏大会ではとにかく悲願の完走が目標です。
今回は、「体力温存」がコンセプト。まずは、スタート直後、ガンガン走っていく若人たちを尻目に、いきなりハイキングモード。
身なりだけはいっちょ前のアスリートなのですが、「山桜がきれいですなぁ」とか地元の人と話したり、まるでいつもの中高年登山ペース。およそレースをしている雰囲気ではない…。これはいかんと、ペースを上げます。
トレッキングセクションのCP1〜3を回り、沢登りで鍛えた渡渉の後、順調にCP4のカヌー&チームチャレンジセクションへ。
ところが、雷鳴轟き、風雲急を告げる中、思いもよらぬ春の嵐。大量の雹が降ってきてカヌー&チームチャレンジは中止。アドベンチャーレースらしい展開でワクワクです。
降りしきる雹の中をMTBで駆け抜けていく若人たちを尻目に、我々はラッキーとばかりに、キープコンセプトで「体力温存」。すっかり晴れてからの行動となりました。
その後、かなりロストチームが出ていたCP6はあまり迷わずにクリアしたのですが、もうショートカットのタイムリミットが迫っていました。CP8へ行くにはCP7の鉄塔を越えなければなりません。ここで、運命の決断です。CP7へ尾根越えで行くか、CP8側に大回りしてMTBで作業道から登るかです。
温存してきた体力を使うには、ここしかない。ここで使わなければいつ使うんじゃ! と、尾根越えを決断。しかし、その数分後には、ルートを聞いた地元のおじさんと話しこんでいたりして、まったく緊張感がないチームです。
よしっ、ガケを登るぞ!とばかりに、MTBを担いで登っていきましたが、温存していた体力は、最初の10mで使い果たしてしまいました(とほほ…)。
CP7からは、少しでも早くCP8へと思ったのですが、地図にある尾根越えの道が「ない」。どれも枝道で途中で終わっているのです。数チームが下山路を探していましたが、ここで大幅にタイムロス。結局、県道まで作業道を戻り、大廻りしてCP8へ。せっかく温存した体力とタイムをついに使い切ってしまいました。
CP8では、美味しいおそばを頂き、そのままゴール直行ショートカット。
というわけで、中高年なんちゃってアドベンチャーレーサーの我々は、次回から「悲願の完走」という目標を、「ショートカットCP制限時間内クリア」にダウンサイジングして、「体力温存」コンセプトにさらなる磨きをかけてチャレンジしていきたいと思います(とほほ…)。
地元の方の人情に触れたり大自然の中でのレースはとても楽しいものです。我々のような中高年のアウトドア好きおじさんでも、あまり「競技」という面を気にせず参加できるのが、エクストリーム大会のいいところだと思います。
また、それが、日頃のアウトドア活動とリンクしていて、体力や経験が生きてくるという面もあります。そして、大会のためにトレーニングすることが、日頃のアウトドア活動のためにもなります。もう、すっかりエクストリーム大会のファンになってしまいました。
大会スタッフの皆様、そして那須烏山市のスタッフの方々、楽しい1日をどうもありがとうございました。
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